
にぎやかな露店が軒を連ね
人ごみの中をかきわけて歩き
ビルとビルのわずかな隙間から
半分だけ顔を出す打ち上げ花火
打ち上げ花火の醍醐味のひとつは
より近くで見ること
その一瞬の美しさは
目に焼きついて離れないものだ
打ち上げ花火は、見る角度によって
表情がまったく違う
以前、高層階に住む友人の自宅で
初めて打ち上げ花火を真横から見た
真横から見る花火は美しいが
下から見上げる花火もまた雄大で華麗だ
今年の打ち上げ花火は
久しぶりに家族でその友人宅に招かれた
真横に見える打ち上げ花火は
やはり美しく
初めて横から花火を見た娘は大はしゃぎだ
ただ、花火が終わった後の
真っ暗な空に、煙だけがうっすらと残る
なんともいえぬ寂しさだけは
どこで見ても同じものだ
そんな中、娘が空に流れ星を見つけた
花火が終わった空を彩った流れ星は
本当に願いを叶えてくれそうだった
帰り道、娘にどんな願いを込めたのか聞いたら
“来年も流れ星が見られますように”
うちもそろそろマイホームが必要だな…
打ち上げ花火を横から見るのも悪くない
※ 7月下旬~8月下旬にかけては、ペルセウス座流星群の活動時期。 多いときには1時間に30~50個の流星が流れると言われている

