
シミは、「色を含んだ汚れ」なので、あわてて、おしぼりなどで拭いたりするとかえって生地に色が入り込み、汚れを広げることになりかねません。外出先では、強くもんだりこすったりしないこと。応急処置をして帰宅後、正しい方法で、じっくりとシミを撃退しましょう。シミは、水溶性・油溶性・その中間の水油性に分類されますので、シミがどのタイプかを見きわめて、それぞれに適した処置をすることが大切です。
目立たないところを水で濡らして、おしぼりで拭いて色移りがないか、にじまないか、乾いた後に生地が乱れないかを確認。もしも1つでもクリアしなければ専門家に任せるのが無難。
シミの種類によるが、まずは付着したものの量を減らす。油分は繊維へしみ込むまでに時間がかかるので、気づいたら即、ティッシュで油分をつまみとる。こするのは厳禁。
水溶性ならば、乾いたハンカチやティッシュペーパーなどをやさしくシミの表裏に当てて水気を吸いとる。
ハンカチなどで当て布をして、よくしぼったおしぼりでシミを軽くたたくようにぬぐう。
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水には強いが、濃色に染めてあるものは摩擦するとささくれ立って、色が白っぽくなる。 |
水に弱く、濡れると部分的に生地の織りが乱れてシミ状に。これは生地の組織が変化したもので元に戻すことは無理。ネクタイは濡れたおしぼりなどでこすると繊維が白化する。 |
ストレッチ素材として使われるポリウレタンは熱に弱いので、アイロンはかけないこと。 |
シミが残ってしまったら、塩素系ではなく酸素系漂白剤を利用してみましょう。40℃以上の温度に耐えられる素材ならば、40℃程度のお湯に漂白剤を入れて30分くらい浸けておきます。また、漂白剤はすでに黄ばんでしまったものに使うよりも、黄ばむ前から使うほうが皮脂を分解する効果がより高いのです。衣替えシーズンで衣類をしまう前に、漂白剤を加えて洗濯すると、黄ばみの予防になります。
※漂白剤を使うときは注意事項を必ず確認してください。


