人間の体は立っているとき、背骨から腰にかけてゆるやかなS字形のカーブを描いています。そのため、壁に沿って立つとお尻が壁に当たり、頭は壁から約5cm離れます。この状態で目線が約15度うつむき加減になる姿勢が、体に負担のかからない自然な立ち姿。また、仰向けに寝ているときが、そのままの姿勢で筋肉の力が抜けて、一番リラックスした状態なのです。
しかし、体を支えている背骨は年齢とともに、何らかのトラブルが起こります。そのため、無意識にそこをかばうような体勢をとったり、寝ている間にも不自然な姿勢になったりして、自然なリラックスした状態からドンドン離れていってしまいます。さらに、寝具が体に合っていなかったりすると寝返りが多い、寝相が悪いなどという2次トラブルが発生しやすくなります。
コントロールを必要とする運動
例:的を定めて左右の手でボールを入れる、など。
軽い運動
例:腹筋運動など、筋肉を動かす運動。
ストレッチ
例:両腕を広げひじを曲げたり、伸ばしたり、回したり。ふだん使わない関節を意識して動かす。
週に1、2回くらい、心地よい疲れを感じる程度に行います。
体がほぐれリラックスするので寝つきもよくなります。
首や背骨、腰のトラブルを抑えるには、寝具選びも重要なポイントのひとつ。
あなたの寝具は自分の体に合っていますか?
敷布団が柔らかすぎるとお尻などの重い部分が沈んでしまい、体がくの字に。これでは腰への圧迫が強くなります。逆に硬すぎると今度はS字カーブを圧迫。購入する際は、自然な姿勢を維持できるかどうか、実際に寝てみるなど、念入りに試してから購入しましょう。 |
頭と頸椎を支える枕選びも重要です。肩口に枕が当たるくらいにして頭をのせて、自分のベストな枕の高さを知っておきましょう。 |

