
一方、ドライフルーツには体を冷やさない、クエン酸などの酸味と果物本来の甘さが胃液を出しやすくし、鉄分の吸収がよくなるなどのメリットがたくさん。豊富に出回っている乾燥食品を紹介します。
ケーキやパンと一緒に焼いたり、ジャムやソースにしたり…。もちろんそのまま食べても効果的。また、一緒に煮ると肉が軟らかくなります。
レーズン
◎ポリフェノールが豊富で抗酸化力があるので、酸化した赤血球を除去して血流をよくし、老廃物を排泄する。乾燥させることにより、糖分が凝縮。すぐエネルギーになるため、取り過ぎに注意が必要。
○酒のつまみ、調理の際の砂糖代わりに。牛乳と一緒に摂取するとよい。
アプリコット
◎りんご酸やクエン酸が含まれていて、胃液を分泌し、食欲増進に役立つ。体が温まる性質があるので冷え症改善にも、風邪の予防にも効果的。また、ビタミンAとなるカロテンが多いので目や耳にいい。
○紅茶の砂糖代わりや、サラダのトッピングに。
プルーン
◎カリウムが多く、塩分を一緒に体外に排出するので血圧を下げる働きがある。また、有機酸が腸を酸性にし、ビフィズス菌が繁殖することにより、ペクチンなどの食物繊維が便秘を解消してくれる。鉄分も豊富で、貧血の予防になる。
○甘味があるので、ヨーグルトやレモンなど酸味があるものと一緒に摂るといい。
他の栄養素のある野菜と一緒に調理すると効果的。戻し汁はだし汁としても使えます。
干ししいたけ
◎乾燥させることにより、カルシウムが増し、歯の強化や骨粗しょう症の予防になるビタミンDが生より多いのが特徴。また、戻し汁には血圧を下げる成分エリタデニンが含まれているので捨てずに利用しよう。
○煮物、炊き込みご飯、中華料理に。
切り干し大根
◎食物繊維が腸内の老廃物を排出し、消化を促進するので便秘の改善や大腸がんの予防に適している。食べた後は、胃や腸内で水分を吸収するため少量で満腹感があり、ダイエットにも効果的。
○煮物やサラダに。めん類のトッピングにもよい。
大豆
◎女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンが多く含まれているので、更年期障害の緩和や乳ガンの予防に効果がある。主なタンパク質のグリシニンには、コレステロールを下げる働きがあり、動脈硬化や脳梗塞など、生活習慣病の予防にも役立つ。
○炒め物やカレー、シチューなどに。
そのまま食べたり、デザートのトッピングや野菜のアクセントに。噛みごたえがあるので、あごの強化にもなります。
アーモンド
◎ビタミン、ミネラルのバランスが非常に良く、特に細胞の老化防止に役立つビタミンEが豊富で肝臓の働きを高めてくれる。食物繊維は、コレステロールを体外に排出し、動脈硬化を予防する。美肌効果のあるビタミンB群も含まれている。
○酒のつまみや炒め物に。
松の実
◎脂肪のほとんどが不飽和脂肪酸でリノール酸やピノレン酸を多く含んでいるのでコレステロールを下げてくれる。植物性食品のなかで鉄分、ビタミンB1の含有量はトップクラス。カリウム、ビタミンB2も豊富。
○お粥やスープ、炒め物に。一般的に火を通してから食べる。
クコの実
◎ベータカロテンが豊富に含まれ、昔から白内障や老眼など、目に良いとされている。抗酸化作用だけでなく、コラーゲンの合成を助ける作用があるので美肌にも効果的。
○煮物やシロップ煮、お粥に。枸杞酒にしてもいい。


