その特徴というのは熱伝導率の違い。鉄やアルミなどの素材によって、またその厚さや薄さによって、熱の伝わり方が早かったり遅かったりするのです。そのため、厚手の鍋は温度が均一になり温度むらが小さく、焦げつきにくくなります。また、薄手の鍋は温度むらはあるものの、熱が行き渡りやすいのが特徴です。
このような鍋の特徴を知っておくと、調理時間を短縮できエネルギーが節減できるうえ、料理の腕もアップと一石二鳥。上手に鍋を使い分けてみましょう。
このような鍋の特徴を知っておくと、調理時間を短縮できエネルギーが節減できるうえ、料理の腕もアップと一石二鳥。上手に鍋を使い分けてみましょう。
熱が一番伝わりやすく、均一に行き渡るので焼きむらや焦げつきの心配が少ない。塩分や酸によってさびが出やすいので調理後はすぐに洗い、湿気の少ないところに保管。 |
熱が鍋全体に行き渡る時間が長く焦げつきやすいが、保温性は高い。耐久性にも優れていて、さびつかず丈夫。傷にも強いので手入れが簡単。 |
熱の伝わり方は銅の次に早く、軽くて使いやすい。塩分や酸に弱いので料理を保存する場合、ほかの容器に移し替えた方がよい。熱にも弱いので空炊きに注意。 |
塩分や酸、アルカリに強く、保存性が高い。熱の伝わり方はやや遅いが焼き網を鍋とコンロの間に置くと、熱が均一に行き渡り、焦げつきにくい。 |
熱の伝わり方が早く、高温にも耐えられる丈夫で保温性の高い素材。焦げついたときは空炊きするか、水を入れて沸騰させると焦げが落ちやすくなる。 |
熱の伝わり方は遅いが、厚さがあるため鍋全体が同じ温度変化をし、保温性が高い。ひび割れの原因になるので、火にかける前には、必ず外側の水分をふき取る。 |
素材別の鍋の特徴が分かっても、実際に調理をするとき、自分の家にある鍋は一体どの料理に適しているのでしょうか。今日から使える料理別のおすすめ鍋をいくつか紹介します。
◎煮物…………………アルミ(厚手)、ホウロウ
◎雑炊…………………土鍋、ホウロウ
◎炒め物………………鉄
◎みそ汁………………ホウロウ、ステンレス
◎野菜をゆでる………銅、アルミ(薄手)
◎卵焼き………………銅
◎シチュー・カレー…銅、ホウロウ
※お湯を沸かすのは薄手のアルミが一番早い


