健康やストレス解消のためにウォーキングをする人が増えています。なぜ、ウォーキングが効果的なのかというと…。まず第一に、足腰の負担が少なく、日常と同じ動作なのでだれでも気軽にできること。体全体を使うので、全身の筋肉の約8割を鍛えられます。
第二に、歩いているときの脳への酸素供給量は、普通時より30~50%アップすること。人間は、脳に酸素が不足するとイライラしたり、集中力がなくなったりすると言われていますが、歩くことで脳にたっぷりと酸素が行き渡ります。
実際ある程度の距離を歩くと脳内モルヒネが発生し、「ウォーキングハイ」といういい気持ちが味わえると言われます。考えごとをするとき、部屋の中を歩き回る人がいますが、実は理にかなったことなのです。ウォーキングで快適な睡眠を得ることができるのももう一つのメリット。日ごろちょっと運動不足で夜眠れないときなど、昼間のウォーキングで睡眠不足を解消できるかも。
●頭
左右にゆれると体全体のバランスがくずれるので、頭のてっぺんから吊られていると意識する。
●背
肩の力は抜き、胸をはる。体の軸を意識して背筋はまっすぐ伸ばす。
●腕
足の動きに合わせて自然にスウィング。ひじは軽く曲げ、大きくしっかり振る。
●腰
左右に揺れたり、前後に動かないように。疲れてくると足が伸びず、腰が落ちてしまうので注意。
●足
ふだんより大股で歩く。足首の角度が小さくなると、すねやふくらはぎなどの筋肉が動き血行がよくなる。転ばないようにかかとから着地。
通勤や買い物のときも歩くチャンスです。
荷物は、リュックサックやウエストポーチに入れるなどして、正しく真っすぐ歩けるようにしましょう。
駅まで歩いたり、一駅前で降りて歩いたりするだけでも気分転換になります。土日に家でゴロゴロしていた後や、体が重く、運動不足で体調が良くないときには、通勤時に歩けば手軽な運動不足解消法になります。
少し遠回りをして、車の少ない道や裏道などを探しながら歩くと新しい発見があるかも。自分の住んでいる町の道を意外と知らないものです。
歩くこと自体は単調なことですが、何か目的を持つと自然に足も進みます。散歩をしながらデジカメやカメラ付き携帯で、花や建物を写真に撮れば、歩く楽しさも増えるでしょう。
コース設定のポイント
歩くのに適したコースは、川の堤防や線路際の道など、景色に変化があるコース。そのときの体調や気分、時間帯に合わせて選択できるように、自宅から3~20kmくらいのコースをいくつか探しておくとよいでしょう。


